婚活の進め方、結婚相談所の選び方、お見合いから交際、ご成婚までの各段階で迷いやすい点について書いています。名古屋で実際にご相談をお受けする中で、よくいただくご質問をもとにした記事が中心です。

恋愛に我慢は必要?「モラハラかも」と感じたときに考えたいこと
相手のことが好きだからこそ、嫌なことがあっても「これくらいは我慢した方がいいのかな」「私にも悪いところがあるのかもしれない」と考えてしまうことがありませんか?
楽しい時間もあるし、優しくしてくれることもある。それでも、相手の機嫌を気にして言いたいことを我慢したり、何気ない言葉に傷ついたりすることが増えているなら、一度二人の関係を振り返ってみてもいいかもしれません。
今回は、好きなのに一緒にいると苦しくなってしまう理由や、自分を大切にできる恋愛について考えていきます。
◆親しい関係だから当たり前?ふと違和感を覚えることはない?
「好きな人と一緒にいるはずなのに、なぜか疲れる」
「嫌いになったわけではないのに、このままでいいのか迷ってしまう」
恋愛をしていると、そんなふうに「好き」という気持ちと「苦しい」という気持ちが同時に存在することがあります。
楽しい時間もあるし、優しくしてくれることもある。
だからこそ、嫌なことがあっても「これくらいは我慢した方がいいのかな」「私にも悪いところがあるのかもしれない」と考えてしまうこともあるでしょう。
しかし、相手を好きな気持ちがあることと、その関係の中で自分が大切にされていることは、必ずしも同じではありません。
例えば、自分の意見を言っても頭ごなしに否定されたり、「こんなことを言ったら嫌われるかもしれない」と本音を飲み込んだりする状態が続けば、好きな相手と過ごしていても少しずつ疲れてしまいます。
「好きなのだから我慢できる」と考えるのではなく、まずは「私はこの人といるとき、安心して自分らしくいられるだろうか」と考えてみることも大切です。
恋愛では、相手への気持ちだけでなく、二人がどんな関係を築けているかにも目を向けてみましょう。
◆「好き」と「大切にされている」は別の話
相手を好きになると、「できるだけ相手に合わせたい」「嫌われたくない」と思うこともあるでしょう。
しかし、好きだからといって、どんな言動でも我慢しなければならないわけではありません。
例えば、あなたの意見を否定して自分の考えを押しつける、気に入らないことがあると無視をする、交友関係や行動を必要以上に制限する、傷つくような言葉を繰り返す。
こうした言動によって、いつの間にか「怒らせないようにしよう」「私が我慢すればいい」と考えるようになっている場合は注意が必要です。
言葉や態度によって相手を精神的に傷つけたり、支配しようとしたりする行為は、「モラルハラスメント(モラハラ)」と呼ばれることがあります。
モラハラというと、怒鳴ったりひどい言葉を浴びせたりする場面を想像するかもしれません。
しかし、分かりやすい言動ばかりとは限らないため、本人も「これくらい普通なのかな」と気づきにくいことがあります。
大切なのは、「相手のことが好きか」だけで判断しないことです。
自分の気持ちや考えも尊重されているか。嫌なことを嫌だと言えるか。意見が違ったときに話し合えるか。
「好き」という気持ちとは別に、そんな視点から二人の関係を見てみることも大切です。
◆「相手に合わせる」が「我慢する」に変わっていない?
好きな人と良い関係を築くためには、ときには相手に合わせたり、お互いに譲り合ったりすることも必要です。
しかし、「好きだから相手に合わせたい」と思うことと、「相手に合わせなければ関係がうまくいかない」と感じることは同じではありません。
例えば、
「これを言ったら機嫌が悪くなりそうだから黙っておこう」
「断ったら怒られそうだから、受け入れた方がいい」
「また言い合いになるのが嫌だから、私が折れよう」
そんなことが少しずつ増えていないでしょうか。
最初は相手を思って合わせていたつもりでも、いつの間にか「相手を怒らせないため」「関係を悪くしないため」に、自分の気持ちを抑えることが当たり前になってしまうことがあります。
「好きだから相手に合わせること」と、「合わせてもらって当然だと思われること」は違います。
お互いに歩み寄れている関係なら、どちらか一方だけが我慢し続ける必要はありません。
自分の意見を伝えたり、嫌なことには「嫌だ」と言ったりしたときにも、お互いの気持ちについて話し合えることが大切です。
◆「私のために言ってくれている」と思っていない?
恋人から自分の考え方や行動について何か言われたとき、「私のことをよく分かっているからこそ言ってくれている」「私のためを思ってくれている」と感じることもあるでしょう。
もちろん、親しい相手だからこそ、耳の痛いことを伝えてくれる場合もあります。
しかし、「あなたのため」という言葉が、いつも相手の考えに従わせる理由になっている場合は注意が必要です。
例えば、
「その友達とは付き合わない方がいい」
「その服は似合わないから着ない方がいい」
「お前はこういう性格だから、俺の言う通りにした方がいい」
こうした言葉も、一つひとつを見ると「心配してくれているだけ」「アドバイスしてくれているだけ」と感じるかもしれません。
大切なのは、自分の意思が尊重されているかです。
違う選択をしても尊重してくれるのか。それとも、不機嫌になったり否定されたりして、結局は相手の望む選択をすることになるのか。
本当に相手を思って伝えることと、「あなたのため」を理由に相手の行動や考え方をコントロールすることは同じではありません。
「この人は私のことを分かってくれている」と感じているときほど、相手の言葉だけではなく、自分で考え、自分で選ぶことができているかにも目を向けてみましょう。
◆あなたが我慢すればうまくいく関係になっていない?
二人の関係を保つために、いつも自分が我慢するようになっていないでしょうか。
「言っても分かってもらえないから黙っておこう」
「また機嫌が悪くなるくらいなら、私が折れた方が楽」
「これくらい我慢すれば、うまくいくから」
そんなふうに、自分の気持ちを抑えることで関係が成り立っているとしたら、それはお互いに歩み寄れている状態とは少し違います。
長く一緒にいれば、意見がぶつかることも、不満を感じることもあります。大切なのは、意見が合わないことではなく、そのときにお互いの気持ちを伝え、話し合える関係であるかどうかです。
どちらか一方が我慢することで問題を終わらせ続けていると、表面上はうまくいっているように見えても、我慢する側には少しずつ負担が積み重なっていきます。
「喧嘩にならないから大丈夫」ではなく、自分の気持ちを安心して伝えられているかという視点から、二人の関係を考えてみることも大切です。
◆親しい関係だからこそ、忘れたくない「相手への尊重」
恋人同士でも、愛情表現や距離感、考え方がすべて同じとは限りません。
大切なのは、違いがないことではなく、違いがあったときに相手の気持ちや意思を尊重できることです。
例えば、自分はできるだけ一緒に過ごしたいと思っていても、相手は一人で過ごす時間も大切にしたいと思っているかもしれません。
自分にとっては気にならないことでも、相手にとっては「嫌だ」「やめてほしい」と感じることもあります。
「好きだからこうしたい」と気持ちを伝えることと、「好きならこうしてくれるはず」と相手に求めることは同じではありません。
自分の気持ちを伝えることは大切ですが、それと同じように、相手の「私はこうしたい」「それは嫌だ」という気持ちにも耳を傾ける必要があります。
また、嫉妬したり、相手を独占したいと感じたりすることもあるでしょう。そうした感情を抱くこと自体が問題なのではありません。
しかし、嫉妬を理由に交友関係を制限したり、自分が安心するために相手の行動を決めたりすることは、相手を尊重することとは違います。
親しい関係になるほど、「これくらい分かってくれるはず」「恋人なんだから当然」と思ってしまうこともあります。
けれど、どれだけ親しくなっても、お互いが別々の考えや気持ちを持った一人の人間であることは変わりません。
結婚すれば、生活の仕方や仕事、お金、家族、将来についてなど、意見が違う場面はさらに増えていきます。
だからこそ、「この人が好きか」という気持ちだけではなく、意見が違ったときにも相手の考えを聞き、お互いが納得できる答えを一緒に探していける相手かということも、結婚相手を考えるうえでは大切です。
◆まとめ|「好きだから我慢する」恋愛にしなくていい
恋人同士であっても、考え方や価値観がすべて同じとは限りません。ときには相手に合わせたり、お互いに譲り合ったりすることも必要でしょう。
しかし、どちらか一方が我慢し続けなければ成り立たない関係と、お互いに歩み寄れる関係は違います。
「好き」という気持ちがあっても、自分の意見を言うことが怖くなったり、相手の機嫌を気にして行動することが増えたりしているなら、一度二人の関係を振り返ってみてもいいかもしれません。
大切なのは、「この人のことが好きか」だけではありません。
自分の気持ちや考えを尊重してもらえているか。そして、自分も相手の気持ちを尊重できているか。
好きな人と一緒にいる時間が、我慢することばかりにならないように。
お互いが自分らしくいられて、意見が違ったときにも安心して話し合える関係を築いていきましょう。
名古屋で結婚相談所をお探しの方や、「自分はどんな関係を築いていきたいのだろう」と迷っている方は、結婚相談所アモーシェへお気軽にご相談ください。

