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「関白宣言」「トリセツ」はモラハラ?モラハラ離婚からの婚活
皆様こんにちは。結婚相談所アモーシェのTです。
何年か前に西田カナさんが「トリセツ」をヒットさせた時、さだまさしさんの「関白宣言」も同時に取りざたされていたのをご存知でしょうか。
当時この歌を知らない世代が初めて聴いて「ありえない!」とネット上で話題になりましたね。
私の周りの未婚20~30代の女性も歌詞を読んで「最初の3行でヤダ…。」「感覚がかけ離れすぎ、歌詞を読むのもだるい。」と拒否反応でした。
私はというと、最初の「お前を嫁にもらう前に…」の「お前」と呼ばれるのがもうダメ(笑)
それでも最後まで歌詞をたどっていき、男性とはこんなに体裁を保ちたいものなのか、と考えさせられましたが。逆に体裁さえ保ってあげたら大抵のことは許してくれるのかな?などと思ったり。
同時に現代女性の本音?といわれる「トリセツ」の内容も賛否両論、男性側からすれば不愉快になる方も多かったように思います。
実際にこんな女性に振り回され、まるでご機嫌取りのような気持ちになったことのある男性は少なくなさそうですね。
どちらにしてもこんなことを宣言されるなんて真っ平ごめんで、もし実行されるのであれば「モラハラ」と感じてしまうかもしれません(笑)
今回のテーマは、離婚の原因の一つである「モラハラ離婚」からの婚活についてです。
離婚原因の第一位は「性格の不一致」ですが、夫や妻からの精神的虐待がじわりと上昇傾向にあるようです。
特に婚歴有りの男性と面談をしていると、離婚原因は「性格の不一致」や「価値観の大きな違い」と言っておきながら、聞いているうちに結局は「相手のモラハラ」が原因になっていることが多い気がしています。
もしかしたら離婚原因の「性格の不一致」の中にも実は「モラハラ」が多くを占めているのかも…と思えるくらいです。
ところが男性との面談で、彼らは離婚理由を最初から「モラハラ」と言う事はほとんどありません。
「子供に自分の悪口を日ごろから吹き込まれた。」
「妻が実家に長く入り浸って帰ってこない。挙句自分の母親と結託をして無理難題を押し付けてきた。」
「家事分担しているつもりだったが、毎日のようにやり方が気に入らないと言われる。」
「妻が趣味にお金と時間を費やし家のことを顧みなかった」
「自分が仕事から帰っても妻はTVをつけたままソファーで眠りこけ、食事をまともに用意していないし自分が食べ終わっても片づけようとしない。疲れが取れない毎日だ。」
「毎日嫌味ばかり言われて辛くて仕方がない」
…これらは実際に男性から聞いた事例になります。
そしてこの後、彼らは口をそろえて
「自分にも何らかの非があったと思うので…」
と言います。
ああ、思い当たることがあるのね?と、何が非だったのかと聞くと、特にこれといってあるわけではなさそうなんですね。
給料は奥さんに預けるし、浮気もしていない。ギャンブルや借金をしたわけでもない。
なら何が原因?
女性の場合、性格の不一致や価値観の違いから相手に対して「別れ」を意識した時から徐々に理不尽な「モラハラ」行為が始まるのではないかと感じています。
男性側の大抵の場合、争う事にくたくたになり早く離婚して楽になりたいという気持ちから奥さんに親権とほとんどの資産を持っていかれてしまうパターンになっています。挙句、悪影響だから子供にも会わせないと宣言されるケースもありました。
これって性格不一致や価値観云々ではなく妻のモラハラですよね。
一方モラハラを受けてきた女性は、夫の束縛のせいでたいてい専業主婦かパートという社会的地位で、正社員で働いてきたケースはほとんど見当たりませんでした。
自由を奪わられ、子供や生活の為に夫の虐待を我慢してきたパターンが多いように思います。
離婚成立によってしっかりとした仕事を探す必要がありますが、ブランクが長い場合ほとんどまともな仕事に就けず、最悪貧困まっしぐらに直面しそうな人もいました。
そしてモラハラ離婚をした男女が言う共通のことは、
「次のパートナーはとにかく優しい人がいい、穏やかに暮らしたい、これ以上の贅沢は言わない。」
なんですね。
すごく解ります。
しかしですね…彼らが実際に婚活を始めると、あんなに痛い目にあったにもかかわらず、元パートナーと同じような条件や性格の人を好む傾向にあるのも事実です。
何故でしょうか。
人は現実であれ2次元であれ慣れ親しんだ人格を好きになる、それは意識を超越していることだといいます。
そうはならないようにアモーシェでサポートやカウンセリングを受けながら婚活をしていてもこの傾向ですから、もし彼らがマッチングアプリ等で婚活をしたなら全く同じ過ちを再びしてしまう事でしょう。
ではどのように婚活を進めていけばあなたの望む「穏やかな暮らし」が出来るパートナーと出会えるのでしょうか。
実はモラハラ離婚の後アモーシェでパートナーを見つけ、今は幸せな人生を送っていらっしゃる方はたくさんいます。
その中のお二人の婚活の経緯をご紹介しながらヒントを探っていきましょう。
まず男性Sさんの成功例です。
Sさんは穏やかな性格で自己主張をすることなく、悪い事が起きても決して人のせいせず、自分で全部被るようなタイプです。
元の奥様からは言葉や態度によるモラハラをじわりじわりと受け、最後には理不審な理由を突き付けられ離婚に至りました。
彼の場合、どんな人にでも平気で合わせてしまうところがあり、少し我の強いタイプが相手だと押し切られてしまい、前の結婚生活の二の舞いになる可能性もあることを自覚してもらいました。
そして一番の注意点は、自分の第一印象をあてにしないこと。
この二つをいつも意識に持ってもらいながら婚活をスタートさせようという事になりました。
ご紹介をする人の性格傾向はまず元の奥様からは離れているタイプを選ばせてもらいました。
Sさんにとっては初めてのタイプだったらしく、最初は戸惑いがあったり違和感があったと言います。「なんでこういうタイプを紹介するのかな?」と思っていたと後になって笑いながら話してくださいました。
当然のことですが、元の奥様はSさんがもともと好みのタイプだったはずなので、これまでは同じような人にしか興味が向いていなかったでしょう。
結婚相談所の良いところ、それは今まで出会ったり付き合ったことが無い人との交際ができるチャンスが持てることなんですね!
何人か会って頂くうちにSさんは新しい出会いにとてもワクワクした気持ちになっていったそうです。
婚歴がある方の場合、結婚していた年月=恋愛ブランク年月 になります。
新しいタイプに出会っていくことで、ブランクを埋め、凍結している恋愛していた頃の感覚を解凍していった感じと言えばわかりやすいでしょうか。
私の思惑通り、Sさんは元の奥様のタイプとはすっかり切れて、まったく異なるチャーミングな女らしい方と意気投合、成婚退会の時にはご入会の時とは別人のような表情と硬かったイメージが軽くスポーティーな雰囲気に変化していました。
彼女の影響が大きかったようで、微笑ましい限りでした。
次は女性Tさんのケースです。
Tさんは子供が産まれてほどなく元ご主人のモラハラで危険を感じ早々に離婚、働きながら小さな娘さんと暮らしていました。キャリアウーマンの彼女に元のご主人は嫉妬しモラハラに転じたのではと話してくれました。
幸い正社員の仕事を持っている事、女性が多い職場で理解が得られやすく会社の福利厚生がしっかりとしていたので、新たにパートナーをという気持ちが無かったのですが、コロナ禍、家で過ごす時間が増えたこと、娘さんもいずれは独立するし出来るのであればもう一度結婚したいなと思ったそうです。
とはいえ3歳にも満たない子持ち婚活はなかなか大変です。
そこでまずはお見合いをオンラインですることを提案。
お見合いに出かける時間を短縮させることは子育てママにとって貴重な時間の確保となり婚活に対する抵抗がすっかりなくなったと言います。
まずは彼女の好みをリサーチし、ご紹介する人はSさんと同じく好みとは異なるタイプから提案していきました。当然反発がありました。
元のご主人はプライドが高く外面がとても良かったそうです。
少々気の強いところがあるTさんはご主人のことを最初はとても頼もしく感じられたと言います。
ただ、
Tさんにとって夫に頼もしさは必要か…?
Tさんには、一緒に居て自然でいられる人が必要なのでは。
カウンセリングの度にこの話を繰り返し、異なるタイプと何人か交際をしてみて、やっぱり駄目だと思ったら諦めよう、今まで好きだったタイプで探していこうと約束もしました。
Tさんは疑心暗鬼の心境だったと言います。
ただ信頼をして下さり、私の提案通りに素直に会っていってくださいました。
今まで好きだったタイプから離れ新しい出会いに新しい気づきをしてもらえるようになるまでには少々時間がかかりましたが、最後には子供好きで気遣い上手のお相手と成婚退会することが出来ました。
お酒好きのお二人だったので、デートは彼女のお家で娘さんと一緒に過ごしながら二人でお酒を楽しむことが多かったそうです。
気取らない二人の雰囲気を見て、本当にホットしました。
お二人とも疑心暗鬼ながらもありがたいことに私の事を信頼してくだり活動を一緒に進めてくださったことが功をなしたのだと思っています。
これはほんの一例ですし、もちろん他にも様々なケースの成功例がたくさんあります。
もしもあなたが悩んでいらっしゃるなら、ぜひ一度アモーシェにご相談ください。
一人でも多くの方にピッタリなパートナーを見つけて頂きたいと願っています!