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マッチングアプリが世の中の婚活をややこしくしている?
こんにちは。結婚相談所アモーシェ・コンシェルジュのTです。
今回のテーマは「マッチングアプリ」についてです。
今となっては20代から60代以上の方まで、幅の広い年齢層が登録しているマッチングアプリ。年代層を絞ったもの、出会い系、恋活・婚活、LGBT、外国人と出会える物まで様々出てきましたね。
マッチングアプリは「危ない」「サクラや良からぬ業者、既婚者がいる」とか、ここでは皆さんがよく知っているありきたりな事を申し上げるつもりはありません。
マッチングアプリで知り合える人は知り合えていますし、結婚をするカップルも少ないながらに存在します。それならばむしろ積極的に登録してみるのも個人的には良いと思いますし、上手に使いこなすコツをよく調べてみるのもいいですね。
しかし現実にはマッチングアプリが登場して広く浸透したがゆえに「出会えているのにいつまでたっても独りぼっちのループから抜け出せない」人たちが大量発生しています。
出会えているにも関わらず自ら婚活をややこしくして時間ばかりが過ぎていくのは困った事だなあ…と思わざるえません。
対して結婚相談所の交際率や成婚率が他の婚活の手段に比べて群を抜いて良いのは周知のとおり。
アモーシェもしかりで、登録している方々はすべて独自基準をパスした結婚相手を探す目的の独身者の集まりであること、間に適切なサポートを入れることで短期間であっても充実した出会いを可能としている、婚活が進まない場合はその原因を考え解決の方法を見つけていく等、成婚に向けてしっかりとしたプログラムが組まれていることが成婚率の高さに結び付いています。
結婚相談所に登録をしている人の100%が結婚を目的にしているのに対し、マッチングアプリに登録している人の何パーセントの人が真剣に結婚を考えているでしょうか。
アプリによって異なりますし、全体の統計を取ることが不可能なのでなんとも言えませんが、マッチングアプリ歴が長く使いこなしているユーザーによれば男性の7割がいわゆる「ヤリモク」もしくは「遊んだことがある」女性の半数以上は「カネモク」「遊んだことがある」であろう…という意見でした。
女性の本気婚活は約1割から多くても2割弱なのではないか?と思えるほど手ごたえが少なすぎるという残念な感じがするとの見解で、感じ方に個人差はあれどパートナー探しの難しさがうかがえます。
と言っていても仕方がありませんので、ここではあえてマッチングアプリ少数派の「真面目に婚活をしている人」同士が出会っているにも関わらず「婚活をややこしくしている」実態についてお話をしましょう。
さて、自分のプロフィールを登録してドキドキしながら希望条件を入れて検索をしてみたら…出てくる出てくる膨大な量の異性の写真。
特に女性の場合は登録をしたとたん、次から次に送られてくる男性からの大量アプローチに驚いてしまったことだと思います。
ともあれ、「いいね」を送り、送られた相手に「いいね返し」をして「マッチ」した相手に会っていくと…
今回は、「マッチ」しても「会えない」状態はあえて除いて考えていきます。(会うまでのやり取りに問題あり!の場合が多いからです。)
「数多く会えば会うほど訳が分からなくなっていくのよね」
「1回から2回会ってフェイドアウト。相手が何を考えているのかサッパリわからない」
「自分は本気で相手を探したいのに、つい遊んでしまった…」
「数回会った後、合わないなと思って相手に断ったらひどい事を言われて傷ついた」
この4つは、私が面談をしたマッチングアプリ婚活経験者から直接聞いた多くの意見であり、婚活をややこしくさせている要因になっているものと感じています。これらを詳しくお話していきます。
(実際には「本気で好きになった相手は既婚者だった」「付き合っていると思っていた相手にある日ネットワークビジネスの話を持ち掛けられてショックを受けた」「初日に彼の家に誘
われた」「待ち合わせた喫茶店で相手から交通費を請求された」などなどとんでもないものが大変数多く混じってきます。)
まず、「数多く会えば会うほど訳が分からなくなっていくのよね」と「1回から2回会ってフェイドアウト。相手が何を考えているのかサッパリわからない」
についてです。
女性の場合その気になれば簡単にマッチングもするでしょうし、会うことを意識していけば数多くの男性との出会いはあるでしょう。
男性も写真の印象だけでなく趣味や価値観重視で相手にいいねをしていき、気の利いたやり取りをすればそれなりの数の女性に会うことはできるはずです。
ただ所詮はアプリでの出会い、吹けば飛ぶくらい軽く薄い関係から入ります。
好きでもない初対面の相手と一緒に時間を過ごすのは余程気が合わない限り苦痛を伴うことでしょう。
大抵の場合一度会ってそれっきり。毎週そんなことを繰り返していると3か月たった頃にはアプリを開くことさえ面倒になりますよね。
「自分に彼氏(彼女)ができる日なんて来るのかな?」なんて夜中に落ち込むとヤバい。せっかくの婚活が空転し続けややこしく回り始めます。
…ただ私から言わせると、会う前のイメージと実際の相手のギャップが大きすぎやしないかな?と思ったりもします。相手にとっても迷惑だし失礼なことだと気が付いていますか?
真面目に婚活をしている人であれば大抵は「不器用で恋愛が下手」な人。
会話のテンポが合わなかろうがダサい服を着てこようが、まずは何事も大目に見る度量がないと自分自身で進めるマッチングアプリでの婚活自体あなたには向いていません。
頑張って回数もそれなりに会っているのに好きになれないんですって反撃が出てきそうですが、好きになれなかった相手と何度も会っていただけのこと。
目的が結婚であれば極端な話、恋愛感情が湧かなくても結婚していいかな、と思う相手であれば良いわけですよね。
しかしながら、いまいち自分の見る目に自信がない人ほど「次にいこう」とするので次から次に「いいね」を押す相手を探すことになります。所詮は軽いマッチングアプリの出会いなので気にすることもありません。
こんな事を繰り返しているうちに婚活疲れのトンネルに突入し、「しばらく婚活は後回し」になり時間場過ぎていくのは本末転倒です。
多くの男性側は「一回会ってフェイドアウト、なんなんだ!」と怒りもわいてくることでしょう。
まだ結婚相談所の出会いの方が厳選して会えるし、恋愛感情もわきますよ。
次に「自分は本気で相手を探したいのに、つい遊んでしまった…」についてです。
色々なパターンがあると思いますが、アラサー男性あるあるでお話をします。
何気にアプリを見て写真の印象で「いいね」を押していたら10歳ほど年上のきれいな女性とマッチしてメッセージが届きました。
こんな人「いいね」したっけ?ま、いいかと思いながらやり取りをします。
年上だけあってチャットのやり取りが上手で面白いしなんでも許してくれそう…本当は年下の女性が希望だし、早く結婚して子供も欲しいのだけどちょっと会ってみようかなと遊び心が出てしまいました。
さてその女性と実際に会うと、美人で気さくで会話も面白いし支払いも割り勘にしてくれたし得した気分、このまま解散するには寂しいかも、明日は会社休みだしもっと一緒にいたいし…流れで誘ってしまえ…(年下男性の場合、女性側もアシストしている場合がほとんどですが。)
「ま、いいか」
という心の声が二人から聞こえてきそう。
実際にアラフォー女性側からも「マッチングアプリで10歳くらい年下の男性と付き合ったことがある」という(自慢?)話を多く聞くことがあります。
…一体何がしたいのでしょうか?
最後に「数回会った後、合わないなと思って相手に断ったらひどい事を言われて傷ついた」についてです。これが原因で婚活自体を辞めてしまおうとした女性は少なくないと思います。
数回あっていくうちに二人の間で結婚観についての話が出てきた時が一番気を付けないといけないのですが。
男性の中には将来自分と結婚した時には「こんなこともあるし、あんなこともあるし…」と女性が聞いたら「この人と結婚したら不安しかない」と思ってしまう話をやたらしたがる人がいます。
価値観があわないなと女性が感じてしまうともう交際はおしまい、断られてしまいました。
男性は「誠実に彼女に話をしたのになぜだ?」「気を遣って彼女の好きなものを食べに行ったのに何が気に入らないんだ?」等、頭の中でぐるぐる回り、つい
「×〇▼※◆▽▲●・・・・!」(口汚い捨て台詞)
こんな事わざわざ言う?という事を言われた女性は少なくありません。
プライドが傷ついたのはわかりますが、そんな事を口にしても女性が戻るわけでなく何の得もありません。
意見が合わなかっただけで、話し合いによっては挽回のチャンスがあったかもしれないのに、感情で行動すると大変勿体ないです!
アモーシェのカウンセリング時でも、お互いの結婚観の相違については一番慎重に進めていく案件になります。いろいろな事を模索して歩み寄らせるには知恵と工夫も必要です。
以上、まだまだ書き足りないくらいですがマッチングアプリが婚活をややこしくしている実態についてお話をしました。
多くの場合はプロのサポートなりアドバイスがあれば違う結果になったかもしれない事ばかりです。せっかくの婚活の場が嫌な事ばかりになってしまうがとても残念です。
アモーシェでは無料カウンセリングを常時しています(*^_^*)
「婚活疲れのトンネルかも…」と思ったら、トンネルが長くなって休むくらいなら相談してみるのもいいかも、です。